📌 この記事でわかること
- 消毒用エタノールでカビを取る手順(放置時間・拭き方・乾かし方)
- エタノールでできることと、できないこと
- 使ってはいけない方法(塩素系漂白剤・天日干し・こする)
- 落ちないとき・範囲が広いときの判断基準(クリーニング・買い替え)
消毒用エタノールでカビを取る手順
自宅でマットレスのカビを取るなら、消毒用エタノールを使う方法が一般的です。くらしのマーケット(2024年3月6日更新)とミツモア(2024年6月28日)が紹介する手順は、次のとおりです。
- 消毒用エタノール(濃度70〜80%)、スプレーボトル、捨ててもよい布を用意する(無水エタノールは、水と4:1で混ぜて、消毒用エタノールと同じ濃度にする)
- カビの範囲が湿る程度に、エタノールをスプレーする
- 約1時間放置して、エタノールを浸透させる
- ぬるま湯で湿らせて軽く絞った布で、カビ部分をトントンとたたいて拭き取る(こすると、カビが広がる)
- ドライヤーで十分に乾かし、風通しのよい日陰で干す
作業中は窓を開けて換気し、カビの胞子を吸い込まないようにマスクを着けると安心です。エタノールは火気に近づけないでください。
エタノールでできることと、できないこと
エタノールには、カビを殺菌する力があります。一方、黒ずみを落とす力は弱く、殺菌できても見た目の黒ずみは残ることがあります。
| 方法 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| 消毒用エタノール | カビの殺菌 | 黒ずみは落ちにくい |
| 重曹+エタノール | においを抑える | 黒ずみは落ちない |
| 市販のカビ除去スプレー | 黒ずみの除去も候補 | 色落ちの可能性があるため、事前に確認する |
| 酸素系漂白剤(オキシクリーンなど) | 黒ずみの除去も候補 | 素材と色落ちを事前に確認する |
| 塩素系漂白剤 | — | 素材の傷み・色落ちの可能性が高いため避ける |
やってはいけないこと
- カビをこする(カビが広がる)
- 塩素系漂白剤を使う(素材が傷む・色落ちする)
- 天日干しにする(ウレタンやラテックスは高温に弱い)
- ぬれたまま放置する(湿気が残ると、カビが再発する)
- タグを確認せずに洗剤を使う(低反発ウレタンなどは、水洗いやクリーニングができない場合がある)
ウレタンは水ぬれに弱いため、洗浄液は目立たない端で少量試してから使います。
落ちないときの判断基準
次のようなときは、無理に自分で落とそうとしません。
- エタノールで拭いても、カビが落ちない
- カビの範囲が広い(面積が大きい・裏面まで広がっている)
- 何度も同じ場所に再発する
くらしのマーケットは、こうしたときはプロのクリーニングを勧めており、費用の相場をシングルで9,000円〜1.2万円としています。カビを放置すると、胞子を吸い込んでアレルギーの原因になるおそれがあるため、取れない場合は買い替えも検討してください。寿命の目安は、一般に5〜10年とされています。
カビを取ったあとの再発予防
カビを取ったあとは、再発を防ぐために湿気をためない習慣が欠かせません。毎朝の換気、立てかけ、除湿シートなどの具体的な方法は、別の記事でまとめています。
よくある質問(Q&A)
マットレスのカビは、何を使って取ればよいですか?
自宅で試すなら、消毒用エタノール(濃度70〜80%)が一般的です。カビ部分が湿る程度にスプレーして約1時間放置し、ぬるま湯で湿らせた布でたたくように拭き取ります。拭いたあとは、ドライヤーで十分に乾かし、日陰で干してください。
エタノールで黒いカビの跡は消えますか?
消えません。エタノールにはカビを殺菌する力はありますが、黒ずみを落とす力は弱いとされています。殺菌はできても、見た目の黒ずみは残ることがあります。
マットレスのカビ取りに、塩素系漂白剤を使ってもよいですか?
避けてください。素材が傷んだり、色落ちしたりする可能性が高いためです。使う前に、必ず製品のタグや取扱説明書で、使える洗剤を確認してください。
カビを取ったあと、天日干しをしてもよいですか?
日陰で干してください。ウレタンやラテックスは高温に弱いため、直射日光は避けます。ドライヤーで乾かす場合も、近づけすぎないようにします。
どんなときは、カビ取りをせずにクリーニングや買い替えを考えますか?
カビが落ちない場合や、範囲が広い場合です。くらしのマーケット(2024年3月)は、そうした場合はプロのクリーニングを勧めており、費用相場はシングルで9,000円〜1.2万円としています。カビを放置すると、胞子の吸い込みでアレルギーの原因になるおそれがあるため、取れない場合は買い替えも検討してください。
まとめ
マットレスのカビは、消毒用エタノール(濃度70〜80%)を吹きかけて約1時間置き、ぬるま湯で湿らせた布でたたくように拭き取ります。エタノールは殺菌できても黒ずみは落ちにくく、塩素系漂白剤や天日干し、こする行為は避けます。落ちない・範囲が広いときは、クリーニングや買い替えを検討しましょう。
参考:くらしのマーケット「マットレスのカビ取り」(2024年3月6日更新)
ミツモア「マットレスのカビ取り」(2024年6月28日)
楽天市場 グースリーショップ グースリー高反発マットレス 商品ページ
※本記事は2026年10月20日時点の情報をもとに作成しています。
ミツモア「マットレスのカビ取り」(2024年6月28日)
楽天市場 グースリーショップ グースリー高反発マットレス 商品ページ
※本記事は2026年10月20日時点の情報をもとに作成しています。

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