世界の睡眠事情:ポルトガル~世界一の「朝寝坊」国家の「デスキャンソ」

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欧州一の遅起き国家?ポルトガル流「Descanço(休息)」の極意

はじめに

こんにちは!「世界の睡眠事情」シリーズ、今回はユーラシア大陸の西端、大西洋に面した美しい国、ポルトガルに注目します! ポルトガルといえば、歴史的な街並みや美味しいシーフード、そして「ファド」と呼ばれる哀愁漂う音楽が有名ですが、実は「睡眠」に関しても非常にユニークな特徴を持っています。 欧州諸国の中でも「最も朝起きるのが遅い」という統計データがあるポルトガル。彼らが大切にする「Descanço(デスキャンソ)」という休息の概念とは一体何なのか? 忙しい日本人が忘れかけている「心ゆくまで眠る贅沢」について紐解いていきましょう!

1. 欧州一の「朝寝坊」国家?ポルトガルの驚くべき起床時間

欧州の統計機関(Eurostatなど)の調査を紐解くと、興味深い事実が浮かび上がります。ポルトガル人の平均起床時間は、近隣諸国に比べて30分〜1時間ほど遅い傾向にあるのです。 多くのポルトガル人が朝8時過ぎ、あるいは9時近くになってから活動を開始することも珍しくありません。 なぜ彼らは「朝寝坊」を選んでいるのでしょうか?
朝の時間を贅沢に使う:急いで飛び起きるのではなく、しっかり眠ることで1日のエネルギーを蓄える。
自然な目覚めを尊重:アラームに追われるのではなく、体が求める睡眠時間を確保する文化。
ストレスフリーな始動:朝のゆとりが、ポルトガル人特有の穏やかな国民性を育んでいるとも言われています。
「早起き=美徳」という価値観が強い日本からすると、このゆったりとした朝の始まりは、究極の贅沢に感じられるかもしれません。

2. 単なる睡眠ではない「Descanço(デスキャンソ)」の哲学

ポルトガル語には、睡眠を意味する「Sono(ソノ)」とは別に、「Descanço(デスキャンソ)」という言葉があります。これは日本語で「休息」や「安らぎ」と訳されますが、彼らにとっては単に体を休める以上の深い意味を持っています。
脳のスイッチを切る時間: 仕事や悩みから完全に離れ、精神的な静寂を得ること。
家族との穏やかなひととき: 休息の時間に家族と過ごすことが、心の安定と深い眠りに繋がる。
「何もしない」ことの肯定: 常に生産性を求めるのではなく、意識的に「休むこと」を優先する。
この「デスキャンソ」の精神が根底にあるため、ポルトガルでは睡眠を削ってまで何かを成し遂げるという考え方は一般的ではありません。「よく休み、よく眠ること」こそが、人生を豊かにする基本なのです。

3. ポルトガルの夜は長い。遅い夕食と良質な睡眠のジレンマ

朝が遅い一方で、ポルトガルの夜もまた非常に遅いのが特徴です。 多くの家庭で夕食が始まるのは20時、あるいは21時を過ぎてから。そこからゆっくりとワインと会話を楽しみ、眠りにつくのは深夜0時を回ることも一般的です。
長い消化時間が必要:
本来、寝る直前の食事は睡眠の質を下げますが、ポルトガル人は食後の「語らい」の時間を長くとることで、リラックス効果を高め、消化への負担を和らげています。
夜の「静寂」を楽しむ:
街全体がゆっくりと眠りに落ちる空気感を楽しみながら、心拍数を下げていく「入眠への長い儀式」があるのです。
この「長い夜」を楽しみながらも、翌朝しっかり遅くまで眠ることで睡眠の総量を確保する。これがポルトガル流のバランスの取り方です。

4. 「大西洋の風」を感じる寝室づくりと天然素材

ポルトガルの睡眠環境において特筆すべきは、寝具へのこだわりです。実はポルトガルは、世界有数のホームテキスタイル(寝具・タオルなど)の産地でもあります。
高品質なコットンとリネン:
古くから良質な綿製品の生産が盛んで、肌触りの良い天然素材のシーツを愛用します。
「通気性」の重視:
大西洋からの湿気を含んだ風が吹くポルトガルでは、寝室の通気性を良くし、寝具も蒸れにくい素材を選ぶ知恵が発達しています。
五感で眠る: 窓を開け放ち、潮風の音や香りを感じながら眠るスタイルは、五感をリラックスさせ、深い「デスキャンソ」へと導きます。 日本でこのスタイルを取り入れるなら、まずは「肌に直接触れる素材」を天然素材や高機能なもの(グースリーのような蒸れにくい素材)に変え、朝の数分間だけでも「窓を開けて光と風を感じる」ことから始めてみるのが良いでしょう。

5. まとめ

ポルトガルの睡眠文化が教えてくれるのは、「朝のゆとりが1日の幸福度を決める」ということです。
● 欧州一の「遅起き」が生む、心のゆとりと健康。
● 「デスキャンソ(休息)」を人生の優先順位のトップに置く哲学。
● 高品質な天然素材の寝具で、五感を満たす眠り。 忙しさに追われ、朝からフルスロットルで活動しなければならない現代の私たち。週に一度だけでも、ポルトガルの人々のように「アラームをかけずに、体が満足するまで眠る日」を作ってみてはいかがでしょうか?

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参考文献・資料

  1. Eurostat – “How do Europeans spend their time? Time use surveys”
  2. The Portugal News – “Portugal among countries that sleep the most, but wake up the latest” https://www.theportugalnews.com/
  3. Journal of Sleep Research – “Sleep patterns and circadian rhythms in Southern European populations”
  4. Portuguese Association of Sleep (Associação Portuguesa de Sono) – “National Sleep Health Guidelines” http://www.apsono.com/
  5. University of Coimbra – “Cultural perspectives on rest and well-being in Portugal”

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