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寝返りが多い人は眠りが浅い?
はじめに
「寝返りが多くて眠りが浅い気がする」
「朝起きると布団がぐちゃぐちゃになっている」
「同じ姿勢で寝られず、ずっと動いてしまう」
こうした悩みを抱える人は多いですが、寝返り=悪い睡眠とは限らない のがポイントです。
寝返りには身体を守る役割、血流改善、寝姿勢の調整というメリットがあり、本来は必要な行動ですが、寝返りが“多すぎる場合”は睡眠が浅いサインであることもあります。
そこでこの記事では、「寝返りの正常な回数」と「多すぎる寝返りが示す睡眠の質」について、解説していきたいと思います。
1. 寝返りはどのくらいが普通?
睡眠科学によると、成人の寝返り回数は平均で
👉 20〜30回/1晩
と言われています。つまり、ある程度寝返りをするのは「正常な睡眠」の証拠 です。寝返りの目的は、
● 血流を保つ
● 体の圧力を分散する
● 呼吸を整える
● 筋肉の負担を減らす
という自然な「体のメンテナンス」にあります。

2. 寝返りが「多すぎる」と眠りは浅くなる
寝返りは本来、
● 血流維持
● 関節の負担軽減
● 熟睡への調整
といった、生きる上で必要な行動ですが、しかし、回数があまりに多くなると、身体は休みにくくなってしまいます。
(1)体の痛みを無意識に避けている
● 首こり
● 腰の痛み
● 筋肉疲労
● 不適切な枕・マットレス
これらがあると、体が「今の姿勢では負担が大きい」と判断し、頻繁に動こうとします。結果として、睡眠が断片化し、深い眠りが減る ことにつながります。
(2)睡眠が浅い=ちょっとした刺激で目が覚める
眠りが浅い人ほど、
● 温度変化
● 物音
● 自分の寝返りの動き
などに敏感になり、睡眠が途切れやすくなります。
(3)中途覚醒のサイン
寝返りが多い=実はそのたびに小さく覚醒している(本人は気づかない)
という状態の人もいます。夜中に何度も「意識が浮上」するため、朝起きたときに 疲れが残りやすい のです。
3. 寝返りが増える主な原因
(1)マットレスや枕の問題
● 柔らかすぎる
● 硬すぎる
● 体圧が分散されていない
● 首が自然な角度にならない
寝返りが増える最も多い原因のひとつです。
(2)ストレス・自律神経の乱れ
ストレスで交感神経が優位になると、眠りは浅く、寝返りが増えます。
● スマホ見すぎ
● 仕事のストレス
● 寝る前の刺激
● 暴飲暴食
なども影響します。
(3)体温調節の問題
睡眠中は深部体温が下がるのが自然ですが、
● 寒すぎる寝室
● 暖房の乾燥
● 寝具の通気性不足
などで体温調節がスムーズに進まず、落ち着かず動いてしまう場合があります。
(4)寝返りがしにくい姿勢
● うつ伏せ寝
● 高すぎる枕
● 横向き固定
など姿勢のバランスが悪いと、体がよく動いてしまいます。

4. 寝返りが多い人が今日からできる改善策
それでは寝返りが多い人はどうすれば良いのでしょうか?
(1)枕を「首で選ぶ」
高さではなく、首のカーブにフィットしているか が最重要。
● 横向きにも対応できる高さ
● 首が沈みすぎない素材
● 寝返りしてもズレにくい形
を基準に見直してみてください。
(2)マットレスの硬さを見直す
柔らかすぎると腰が沈み、硬すぎると肩が圧迫されるため、寝返りが増えます。体圧分散性の高い寝具は、自然と寝返りが減り、睡眠が深くなりやすくなります。
(3)日中の姿勢(スマホ首)を改善
ストレートネックや猫背の人は、寝返りが多い傾向があります。寝る前に軽いストレッチを行うと改善します。
(4)寝室環境を整える
温度・湿度・照明は、小さな変化でも“寝返り数”に影響します。理想は
● 温度:18〜22℃
● 湿度:40〜60%
● 暗い照明(就寝1時間前から)
です。
(5)寝る前のスマホ時間を減らす
スマホのブルーライトは体内時計を後ろにずらし、眠りが浅くなり寝返りも増えます。
「寝る1時間前は光の刺激を減らす」これだけでも改善します。
まとめ
寝返りは「悪者」ではありません。
しかし多すぎる寝返りは、
✔ 姿勢や寝具の問題
✔ 自律神経の乱れ
✔ 睡眠の浅さ
のサインであることがあります。寝返りの回数を減らすことよりも、体が自然に動く必要のない状態=深く眠れる環境を整えることが最も大切です。
眠りを整えるためには寝具選びもとても重要です。
体に合ったマットレスや枕を使うことで、
睡眠の「質」はぐっと高まります。
当社では、“こんな眠りが欲しかった”をコンセプトに、快適な寝具をご提案しています。
ご興味のある方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
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参考文献・資料
- 日本睡眠学会『睡眠と身体運動』
- 厚生労働省『健康づくりのための睡眠指針2014』
- National Sleep Foundation “Body Movements During Sleep”
- Harvard Medical School – Division of Sleep Medicine
“How Sleep Positions Affect Sleep Quality”
- Walker, M. (2017). Why We Sleep.
- 国立精神・神経医療研究センター「睡眠の断片化について」
- 日本睡眠学会『睡眠と身体運動』

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