世界の睡眠事情:ブータン~「幸せの国」が教えてくれる、「豊かな眠り」のヒント

目次

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「豊かな眠り」のヒントとは?

はじめに

こんにちは!「世界の睡眠事情」シリーズ、今回は、アジアへ視点を変えて「世界一幸福な国」と呼ばれるブータンに注目してみましょう。
ブータンの人々は、経済的に豊かではないながらも、心穏やかに日々を過ごしている、とされていますが「幸せ」と「眠り」—この2つには、どうやら深い関係がありそうです。
そんな視点から、ブータンの人々の暮らしやメンタリティに触れながら、「豊かな眠りとは」ということについて考えてみたいと思います。

1. 「GNH(国民総幸福量)」という価値観

ブータンといえば有名なのが、GDPではなくGNH(Gross National Happiness:国民総幸福量)を国の発展指標としていること。
これは、「お金の豊かさ」ではなく、「心の豊かさ」を何よりも大切にするという国の姿勢を表しています。GNHは以下の4つの柱から成り立っています。
● 持続可能な社会経済開発
● 環境保護
● 文化の保護と促進
● 良い統治(ガバナンス)
この中に「健康」や「精神的な幸福」がしっかり組み込まれていることに注目すると、ブータンの人々の睡眠や暮らし方にも、自然と“心地よいリズム”が根付いていることが見えてきます。

2. 心の安定が睡眠の質を決める

近年、睡眠研究の世界では「メンタルヘルスと睡眠の双方向性」が注目されています。
つまり、心が落ち着いていると眠りの質も高まり、よく眠れている人は心も安定する、という関係です。
ブータンでは、仏教が生活の中に深く根づいていますが、「今、この瞬間を大切にする」「足るを知る」「自然と共に生きる」といった価値観が、日々のストレスを軽減し、結果として良質な睡眠環境を整えていると考えらています。
都市に住む私たちは、睡眠を「効率化するもの」「時間を削る対象」として捉えがちですが、ブータンの人々にとって眠りは「自然に流れる生活の一部」であり、焦りや義務感とは無縁です。

3. 静かな環境が生み出す“深い眠り”

ブータンの自然環境もまた、睡眠にとって理想的です。
人口約80万人の小国であり、ヒマラヤ山脈に囲まれたその環境は、静かで清らかな空気に満ちています。
夜になれば街は静まり返り、人工的な音や光も少ない。スマホやテレビに囲まれた私たちの生活とは対照的です。
照明も最低限で、月明かりやろうそくの灯りとともに眠りにつく人も少なくありません。
また、「早寝早起き」が文化的に根づいており、朝には祈りを捧げたり、散歩をしたりといったゆったりした時間が流れます。
夜は眠るもの、朝は目覚めるもの—シンプルですが、これが一番理にかなった睡眠習慣なのかもしれません。

4. ブータンから学ぶ「心が眠る」ためのヒント

ブータンを訪れた人が口をそろえて言うのは、「人々が本当に穏やかで、よく笑っている」ということ。ストレス社会で生きる私たちにとって、それはまるで別世界のように感じられるかもしれませんが、心が落ち着いているからこそ、眠るときも不安や焦りに支配されず、スッと眠りに入れる。
現代の研究でも、幸福感が高い人ほど、睡眠時間が長く、睡眠の質も高いというデータが出ています。
私たちがすぐにブータンのような生活に変えることは難しいかもしれませんが、以下のような習慣は、ブータンの人々の生活にヒントを得て、取り入れることができそうです:
● 1日5分、感謝の時間をもつ(仏教的なマインドフルネス)
● 夜は照明を落とし、静かな音楽や読書で心を整える
● “何かを得る”のではなく“足るを知る”習慣を意識する
● 週に一度、デジタル断食をしてみる
眠るとは、体を横たえるだけではなく、心を休めること。ブータンの人々のように、心の静けさを大切にすることで、私たちの眠りもまた、深く、豊かなものになるのではないでしょうか。

まとめ

経済的な豊かさが必ずしも「快眠」を保証するわけではない。
むしろ、心が穏やかであることこそが、眠りの質を決める本質なのかもしれません。
ブータンの睡眠文化は、目に見えるものではないかもしれません。
でも、その背後にある「価値観」や「精神性」は、現代人の睡眠にとって、かけがえのないヒントになるはずです。
“よく寝たい”と思うなら、“よく生きる”ことを見つめ直す。
それが、ブータンが私たちに教えてくれる「豊かな眠り」なのです。

 

 

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引用文献・参考資料

  1. OECD Better Life Index – Bhutan
    https://www.oecdbetterlifeindex.org/countries/bhutan/
  2. ブータン政府公式:GNH(国民総幸福量)紹介
    https://www.gnhcentrebhutan.org
  3. 『睡眠とメンタルヘルス』国立精神・神経医療研究センター
    https://www.ncnp.go.jp/topics/mental_health_sleep.html
  4. “Happiness and Sleep: The Two-Way Street” – Sleep Foundation
    https://www.sleepfoundation.org/mental-health/happiness-and-sleep

 

 

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