「寝る子は育つ」は本当だった!成長ホルモンが出るゴールデンタイムに欠かせないこと

目次

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子どもの成長ホルモンと睡眠の深い関係~睡眠不足が発育に与える影響とは?

はじめに

「寝る子は育つ」成長期の子どもを育てる中で、と聞いたことがある方も多いのではないかと思います。
実はこの言葉には、科学的な根拠があるそう。
前回の記事では、小学生の子どもを持つ親として筆者が気になっていた子どもの睡眠時間について調べ、睡眠不足が与える影響と親ができる対策についてお伝えしました。
今回はもう一歩踏み込んで、睡眠を取ることによるメリットをご紹介し、子どもの成長に欠かせない成長ホルモンの分泌を促す方法についてお伝えしようと思います。お子さんの身長や体格について気になる方は、是非参考にしてみてください!

1. 成長ホルモンとは?

成長ホルモン(GH:Growth Hormone)は、脳の下垂体から分泌されるホルモンで、骨や筋肉の成長、代謝の促進、細胞の修復など、身体の発育や健康維持に重要な役割を果たします。特に小児期には、身長を伸ばすために欠かせないホルモンであり、「成長=成長ホルモン」と言っても過言ではありません。

2. 成長ホルモンの「ゴールデンタイム」とは?

成長ホルモンが最も多く分泌されるのは、「深い睡眠(ノンレム睡眠)」の時間帯です。
特に入眠後1〜3時間の間に訪れる「ステージN3(徐波睡眠)」という深い睡眠段階で、成長ホルモンの分泌はピークに達します。
このことからこの時間帯は「成長ホルモンのゴールデンタイム」と呼ばれています。
一般的な生活リズムを前提にすると、子どもの場合なら21時〜深夜1時頃がゴールデンタイムにあたることが多いですが、より重要なのは「眠り始めてからの最初の数時間にどれだけ深く眠れるか」との事。夜更かしが良くないのはもちろんですが、眠り始めてから早い段階に「深い睡眠に入る事」がポイントだそうです。

3. 睡眠サイクルと成長ホルモンの関係

私たちの睡眠は、90〜120分ごとに「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」が交互に繰り返されるサイクルで構成されています。成長ホルモンが多く分泌されるのは、先程お伝えした通り、ノンレム睡眠の中でも特に深い「ステージN3」です。
このステージは、睡眠の最初の3分の1に多く現れるため、「寝つきの良さ」や「規則正しい生活」が、「早い段階での深い睡眠⇒成長ホルモンの分泌」の鍵となってきます。
寝つきが悪かったり、入眠時間が日によってバラバラだったりすると、この深い眠りのタイミングが乱れ、結果として成長ホルモンの分泌も減少してしまう可能性があります。

4. 成長ホルモン不足の影響:子どもの場合

成長ホルモンが適切に分泌されないと、人の身体には様々な影響が現れます。子供と大人では影響の出方が若干違うそうですが、子どもの場合、深刻な影響は成長の遅れです。身長の伸びが遅くなり、同年齢の子どもと比べて小柄になることがあります。また、筋肉の発達も遅れ、体型が細くなりがちです。骨の成長も影響を受けてしまいます。また、二次成長の遅れが問題になるケースもあるとの事。

まとめ

成長ホルモンは、子どもの身長や体の発達、健康維持に欠かせない重要なホルモンという事がわかりました。「睡眠不足で成長ホルモンが出ないと背が伸びない」というのは筆者も聞いた事がありましたが、筋肉の発達や体型、二次成長にも影響することまでは知りませんでした・・・。
寝る時間が遅くなったり、寝つきが悪くなったりすると、成長ホルモンの分泌は大きく損なわれてしまいます。日々の生活リズムを整え、質の良い睡眠を確保することが、子どもたちの健やかな成長を支える大きな鍵!子どもの睡眠の質の為にできる事、筆者も少しずつ実践したいと思います!

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