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首や肩のこりが睡眠を浅くする?
はじめに
「首がこっていると、なんとなく眠りが浅い」、「朝起きても首が重く、疲れが取れない」。
こうした感覚を持つ人は少なくありません。
実は、首や肩のこりと睡眠の質には密接な関係があり、首周りの状態は「眠りの深さ」に大きく影響します。首の周辺は、単なる筋肉の集まりではなく、睡眠をコントロールする神経・血管が集中する重要な場所なのです。
今回は、首や肩のこりがなぜ睡眠を妨げるのかをわかりやすく解説したいと思います。
1. なぜ首や肩のこりがあると眠りが浅くなるのか?
首や肩のこりがあると眠りが浅くなるというのはどういうことでしょうか?そのメカ二ズムを見てみましょう。
(1)首は「自律神経の通り道」
首の周囲には、
● 自律神経
● 脳へ向かう血管
● 呼吸・嚥下に関わる神経
が集中しています。首の筋肉が緊張すると、これらが圧迫されやすくなり、体はリラックスできず、交感神経が優位な状態になりがちです。その結果、
ー 入眠しにくい
ー 夜中に目が覚める
ー 熟睡感が得られない
といった影響が出やすくなります。
(2)血流が悪くなり、脳が休めない
首こりがあると、脳へ向かう血流がスムーズに流れにくくなります。睡眠中、脳は
● 老廃物の排出
● 情報の整理
● 疲労回復
を行いますが、血流が滞るとこれらが十分に行われません。つまり、「寝ているのに脳が休めていない状態」になりやすいのです。
(3)呼吸が浅くなりやすい
首や肩がこっていると、胸や首まわりの筋肉が硬くなり、呼吸が浅くなります。浅い呼吸は
● 酸素供給の低下
● 自律神経の乱れ
を招き、睡眠の質を下げる原因になります。

2. 首こりがある人に多い睡眠の特徴
首こりを抱えている人には、次のような傾向が見られます。
● 寝つきは悪くないが、眠りが浅い
● 夜中に何度も寝返りを打つ
● 朝起きたときに首が重い
● 頭痛や目の疲れを伴う
● 枕が合わないと感じやすい
これは、睡眠中に首が十分に休めていないサインでもあります。
3. 首や肩のこりの原因は「日中」にあることが多い
そもそも首や肩のこりはどうして起きるのでしょうか?その原因は何でしょうか?
長時間のスマホ・PC:
前かがみ姿勢が続くと、首は常に頭の重さ(約5kg)を支え続けることになります。
猫背・ストレートネック:
姿勢の崩れは、首の自然なカーブを失わせ、夜になっても筋肉の緊張が抜けにくくなります。
ストレス:
精神的ストレスは、無意識に首・肩の力を強め、慢性的なこりにつながります。

4. 首・肩のこりを和らげて睡眠の質を上げる方法
それでは、首や肩が凝っている場合の対策としてはどうすればよいのでしょうか?
(1)寝る前に「首をゆるめる」習慣
強く揉む必要はありません。
首を左右にゆっくり倒す ⇒ 肩をすくめてストンと落とす ⇒ 深呼吸しながら首を回す
副交感神経を刺激するように、ゆっくり行うのがポイントです。
(2)枕と寝姿勢を見直す
● 首のカーブを自然に支えているか
● 仰向け・横向きで首が傾いていないか
首こりがある人ほど、「高さが合っていない枕」で症状が悪化しやすくなります。
(3)寝る前のスマホ時間を減らす
首や肩のこりと睡眠の質を同時に改善する、最も効果的な対策のひとつです。
(4)首を冷やさない
首元が冷えると筋肉が硬直し、血流がさらに悪化します。
● 薄手のネックウォーマー
● 湯冷め防止
などは、睡眠の質改善に役立ちます。
まとめ
首や肩のこりは単なる疲労ではなく、睡眠の質を左右する重要なサインです。
● 首は自律神経と深く関係
● 血流・呼吸・姿勢が睡眠に影響
● 日中の姿勢と寝具の見直しが鍵
首や肩をいたわることは、そのまま“眠りを深くすること”につながります。「よく眠れない」と感じたときは、ぜひ首周りの状態にも目を向けてみてください。
眠りを整えるためには寝具選びもとても重要です。
体に合ったマットレスや枕を使うことで、
睡眠の「質」はぐっと高まります。
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参考文献・資料
- 日本睡眠学会『睡眠と身体痛の関係』
- 厚生労働省『健康づくりのための睡眠指針 2014』
- Harvard Medical School – Division of Sleep Medicine
“Neck Pain, Muscle Tension, and Sleep Quality”
- National Sleep Foundation “Pain and Sleep”
- Walker, M. (2017). Why We Sleep. Scribner
- 国立精神・神経医療研究センター「自律神経と筋緊張」

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