日本の小学生は睡眠不足?~子どもの眠りと健康の関係~

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小学生の睡眠時間は足りている?睡眠不足の影響と家庭でできる対策

はじめに

現代の日本では、小学生の子どもたちの睡眠時間が年々短くなっているといわれています。宿題、塾、ゲーム、習い事…毎日が忙しい今の子どもたち。筆者自身、小学生の子どもを育てている中で、「最近ちょっと疲れてる?」「朝、なかなか起きられないな」と思うことが増えてきました。そんな中で気になるのが「睡眠時間、足りてるのかな?」という疑問。調べてみると、やはり多くの小学生が、必要とされる睡眠時間を確保できていないという現実が見えてきました。
今回は、同じように子育てに悩んだり、我が子の様子に心配を感じたりしている方に向けて、小学生の睡眠と健康についてまとめてみました。

1. 小学生の平均睡眠時間はどれくらい?

文部科学省の調査や各種研究によると、日本の小学生の平均的な就寝時間は22時前後、起床は6時半〜7時頃が多く、平均睡眠時間は約8〜9時間と言われています。中には「夜11時就寝・朝6時起床」のように7時間しか眠っていない子もおり、学年が上がるにつれて就寝時刻が遅くなる傾向があるようです。
正直、私の子どもも21時に寝かせたいと思いながらも、習い事や家庭の事情で22時を過ぎてしまうこともしばしば…。理想と現実のギャップに悩んでいるのは、私だけではないと思います。

2. 本来必要とされる睡眠時間とは?

アメリカ国立睡眠財団(NSF)によると、6〜13歳の子どもに推奨される睡眠時間は【9〜11時間】です。つまり、日本の小学生の多くは、理想とされる睡眠時間に1〜3時間ほど足りていない可能性があります。睡眠時間が少ないと、睡眠中、特に深い眠りの間に多く分泌される成長ホルモンの分泌が抑えられ、身体の発育だけでなく脳の働きや情緒の安定にも大きな影響を与えるとの事。

3. 睡眠不足が子どもに与える影響

子どもの慢性的な睡眠不足は、以下のような問題を引き起こす可能性があります:
・ 集中力の低下:授業中のボーっとした状態や、注意散漫が増える
・ 記憶力の低下:学習した内容が定着しづらくなる
・ イライラ・情緒不安:ちょっとしたことで怒りやすくなる
・ 肥満のリスク上昇:食欲をコントロールするホルモンが乱れる
・ 免疫力の低下:風邪などにかかりやすくなる
特に、睡眠不足が慢性化すると、子どもの性格や学力、健康状態に長期的な悪影響を与える恐れもあります。

4. 睡眠時間を確保するための工夫と対策

それでは、どうすれば子どもの睡眠時間を確保しつつ良質な睡眠を得る事ができるのでしょうか。家庭でできる対策をいくつか紹介します。
1. 就寝時刻を就寝時刻を“ゆるく”固定する
まずは「何時に寝るか」を家族で話し合い、できるだけ毎日同じ時間に寝る習慣をつけましょう。21時台に寝かせることを目標にすると、自然と必要な睡眠時間を確保しやすくなります。
2. 寝る前のスマホやゲームを控える
ブルーライトは脳を覚醒させてしまいます。少なくとも寝る30〜60分前にはスマートフォンやテレビ、ゲームなどの使用をやめるることで自然な眠りに入ることができます。
3. 朝は太陽の光を浴びる
朝に日光を浴びることで体内時計がリセットされ、自然な眠気が夜に訪れやすくなります。朝の散歩や朝食時のカーテン全開などが効果的です。
4. 習い事や学童、外遊びなどで体を動かす
スポーツなどで適度に体を動かすことによって体が疲れ、夕食やお風呂の後自然に眠くなります。
5. 塾や習い事の見直しも視野に
帰宅が遅くなる習い事が原因で睡眠時間が削られている場合、頻度や時間帯の見直しも必要かもしれません。子どもの健康を第一に考え、無理のないスケジュールに整えましょう。

おわりに

親の関わり方が子供の睡眠時間確保のカギ
睡眠は、見た目や成績にはすぐに表れませんが、長い目で見た時にとても大切なものだと言うことが分かりました。子どもたちは睡眠が足りていないことで、知らず知らずのうちにストレスや疲れが溜まっているのかもしれません。
もしこのブログを読んで「ちょっと気になるな」と思ったら、ぜひ今夜からできることから始めてみませんか?

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